社会人1年目で、やっておいてよかったことをアドバイスしてみる

 

社会人になって数年経ちます。経験はまだ浅くはありますが、それなりに社会で生きていくさわりの部分は理解できたのではないかと思っています。

 

そんな自分が1年目の自分を顧みて「これやっといて本当によかったな」と思うことをまとめてみました。

 

 

言いたいことをすべて言ったこと

社会人1年目の後半、私は不平不満から面倒だと思っていることまで全部言いました

 

あくまでこれは後半の話であって、前半は生意気ながら比較的先輩の指示は聞く新人でした。言われたことは全部やる。そんな真面目な後輩であり、部下だったと自分では思ってます。

 

しかし、そうやって過ごす中で次第に「言うこと聞く新人」から「便利な後輩」となり、次から次へと仕事を押し付けられるようになりました。詳細は長くなるので別記事で書こうと思うのですが、結果的にストレスでうつ病になってしまいました。

 

幸い軽度だったので、復帰も早かったのですが、めちゃくちゃきついんですよね、うつって。

 

f:id:remy0420:20161127123559j:plain

そのきつさが「もう同じことを繰り返してなるものか」という決意に変わり、後半から、言いたいことは全部主張する。我慢して自爆することのない振る舞いをするようになりました。

 

結果的にこれがよかったのでしょう。現在はうつも寛快し普通に過ごすことができています。

 

新人だって我慢するな。

自分を守れるのは自分しかいない

前半の自分に言葉をかけるとしたら、私はそういうでしょう。

 

いくらこちらが頑張って先輩のフォローをしたところで、こっちが困ったとき先輩が必ず助けてくれるかといえばそんなことありませんよ。見てみぬ振りをされるのが関の山です。自分を守れるのは自分だけ。どうか覚えておいてください。

 

 

上司や先輩の言葉をイチイチ疑ったこと

上記でなんとなく察して頂けるかもしれませんが、私は上司に対して、不信感から入るようにしています。

上司の意見や指示に対しても「本当にそうなのか」と吟味する時間を設けています。

 

上司も人間ですから意味のわからない指示のひとつやふたつ普通に言います。「社会人たるもの~」とか言って、こちらの価値観を自分の扱いやすい染めようとしてくる人も普通にいます。

 

f:id:remy0420:20170811165648j:plain

全部を先輩や上司の価値観の通りにやる必要はありません。間違っていることは間違っていると処理したっていいです。それは「社会人としての自覚が足りないから」ではなく、単に価値観が違うからなのです。

 

上司の指示を鵜呑みにして、追い込まれた結果うつになるぐらいなら、間違っていると思ったっていいです。

 

もちろん信頼に値する上司もちゃんといます。そんな上司との関係さえ大事にできれば後はどうだっていいですよ。

 

 

自分のスキルを磨くことに力を注いだこと

仕事は大きく3つに分けられます。

1つ目は、この会社でしか役に立たない仕事。

2つ目は、この会社ではなくても、同じ業界の会社では需要がある仕事。

3つ目は、どの会社でも需要がある仕事。

 

この中で私が重視したのが3つ目の仕事です。

f:id:remy0420:20170327040100j:plain

主に商品の企画や、導入に関する提案。管理の見える化などが挙げられます。これまでに何度か転職活動をやってきているんですが、面接でウケがいいのは3番目の話です。転職には至りませんでしたが、内定も頂いています。

 

業界が同じであれば2でもいいのかもしれませんが、転職を見据えて自分のスキルを積み上げていくことを意識することは、将来を助けることになりそうです。

 

 

人間関係を重要視しなかったこと

職場で重要とされている要素に、人間関係が挙げられます。

人間関係がよければ、やりたくない仕事も天職になり得るし、どれだけ望んだ仕事でも、人が嫌なら辞めたくなる。そんなものだと思います。

f:id:remy0420:20170327040220j:plain

でも逆に言えば、人間関係に囚われて、言いたいことも言えない。我慢ばかりを強いられても、環境にしがみつくようなことも起こり得るわけなんですよね。

「人間関係がいいから今の職場やめられない」っていうのも立派な自己暗示であり、洗脳だと思います。

 

一緒に働く人は大事です。でも人間関係はそれほど重要ではありません。頑張って維持しなければいい環境が実現しえない。そんな職場にしがみつくなんて馬鹿馬鹿しくないですか?

 

 

まとめ

やってよかったと思うことの根幹にあるのは「自分で自分を守ること」です。

 

このご時勢、何かあっても会社がなんとかしてくれると思うことは危険です。

いざとなったら上司が助けてくれる、というのも幻想だと思っておいた方がいいです。大事なときにすべてを押し付けて逃亡する人を見た時の絶望感を、あなたには味わって欲しくないです。

 

人に頼りすぎず、自分の思うように振舞ってください。空気とか別に読む必要はありません。

 

大事なのは自分で自分を守れる力を持つことですよ。