入社一年経ってないけど、仕事辞めたい。。わりとある悩みです。特に5月の辞めたい期って結構きついんですよね。特に連休明けですよね。しんどいしんどい。
でも辞めてしまって、大丈夫だろうか。
不満はあるけど、このまま続けた方いいような気がする。。
そんなモヤモヤを引きずって、なんだかんだで過ごしている人、多いんじゃないでしょうか。
今回のテーマは「社会人1年目で辞めたいと思った時に考えるべきこと」です。
「石の上にも3年」なんて嘘だと思え
「石の上にも3年だ」なんて、死語のような諺(ことわざ)を使って引き止めてくるのって、だいたい新卒から20年近く経っているおっちゃん、おばちゃん達なんですよね。
確かに、石の上にも3年は多くの人が経験談として、納得しているからこそ、諺として残っているのでしょう。そして「この諺を信じて仕事を続けていてよかった」と思っている人も多いのも事実だと思います。
しかし、あくまで昔の人たちの経験談でしかありません。時代も違う。価値観も違う。情勢も違う。速度感も違う。そんな世の中で、あなたの人生が必ずしも、過去の人たちの経験談通りに進むとは限りません。不特定多数が納得する事実出会っても、それにあなたが該当しない可能性も大いにあります。
「忍耐も大事だ」と説いてくる人の多くは、あなたの人生を想って言っているのではなく、辞められたら自分の評価に傷が付くから、そう言っているだけです。自分の都合です。
そもそも、本当に3年続けても、全然仕事が楽しくならないし、実力もつかないし・・・。と散々な結果になったとしても、その人たちは責任なんてとってはくれませんからね。
親身なふりをして、あなたに忍耐を説いた口で「え?でも、自分で決めたんだよね、残るって」と言ってくるんじゃないですかね。
結局、あなたの人生の責任は、あなたにしか取れません。
社会に出てしまえば、みんな自由なんです。誰にどう引き止められても、あなたの意志より大事なものはありません。
失敗する可能性が怖いんだ
自分の意志が一番大事。そんなことを言いつつも、同時に「自分の意志」ほど頼りないものがないのも事実なんですよね。
自分の意志を曲げて、人の言うとおりにして、結果的にうまくいった経験は誰にもあるでしょう。自分の意志だって、一時的なものかもしれないし、そもそも自分だって、何かに洗脳されているかもしれないし。。となるともう哲学スパイラルまっしぐらですもんね。
そんなものをヨスガにするぐらいなら、根拠のない諺に縋りたい!と思ってしまう気持ちもわかります。
要はあなたは、未来に訪れるかもしれない失敗が怖いんです。
転職することで「あの時、転職しなければよかった」と自分の決断を呪うのが怖いんです。
自分の不幸の責任を取るのが、誰のせいにもできないことが、怖いんです。
そりゃそうですよね。自分と向き合うことほど、しんどいこともないわけだし。
でも、そんなことを考えていたら何も決断できないわけですよね。
ということで、管理人から一つ、判断基準を提供します。
それは「数年後、こうなっていたいと思う上司や先輩が、今の職場にいるか」です。
尊敬できない先輩や上司の姿が浮かんできたら、要注意です。その人達に、数年後のあなたはなってしまいます。それはあなたにとって、明確な「失敗」でしょう。
このまま現状維持することによって、なりたいと思える自分でいられるかどうか。
それを判断基準として持っていてください。少なくとも「この道を進んだら、失敗なんだな」と分かっているのであれば、わざわざその道を行く必要はないでしょうね。
まとめ
入社10年目であろうが、1ヶ月であろうが、辞めるという決断は勇気がいることです。
そんな中、一番大事なのは「誰かに言われたから」と、自分で考えることを放棄して、流されてしまうことです。
レールを変えるのも、そのまま行くのも、自分。
時間はたっぷりあるから、どうか最期に「こうしておいてよかった」と思えるように、考え抜いてみてください。考えたなら、あとは思い切って行動に移してみましょう。
勢いと塾考、両方が必要なんですよ。