何かと絡んでくる上司との上手な付き合い方

 

社会人は人間関係さえうまくいっていればなんとかなる。

知人はこう豪語しました。

 

職場の人間関係ってとても大事です。どれぐらい大事かと言うと、最大の退職理由が「人間関係」となる程度には重要です。自分が望んだ仕事であっても、人間関係が最悪なら辞めたくなるのが人の性なのでしょう。

 

中でも苦労するのが、年の離れた上司との関係。

ここではその中の一つである「何かと絡んでくる上司」との付き合い方について解説します。

 

何かと絡んでくる上司の特徴

ここでいう「何かと絡んでくる上司」とは必要以上に話しかけて構ってくる人とします。

 

むっつりと話しかけにくい空気を出されるよりはマシかもしれませんが、エスカレートすると「全然仕事に集中できない!忙しいのに話しかけてくる!」そんな事態を引き起こすのがこの上司。

 

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第一印象は親しみやすいというプラスの印象を抱くからこそ、印象の高低差で嫌な印象を抱いてしまうのがこのタイプの特徴です。

 

こちらの忙しさが汲み取れないあたり、KYな側面も持ち合わせています。わざとなのかわざとじゃないのかでちょっと変わってくると思いますが、だいたいわざとです。本人はよかれと思ってやっているのだろうけど、こちらからすれば嫌がらせレベルなんですよね。

 

あなたの上司が以上の特徴に当てはまるなら、その人は「何かと絡んでくる上司」に該当します。 

 

何かと絡んでくる上司との付き合い方

面倒くさい上司と関わるコツは、いかに翻弄されずに接するかにかかってきます。イライラさせられずに、業務ができれば勝ちです。相手を屈服させようとか黙らせようとかいうところが、この記事のゴールではありません。

 

如何イライラせずに件の上司と付き合うか。その方法を紹介します。

 

 

別のことを考える

話しかけられても、心ここにあらず状態で対応しましょう。

 

考えることは

「今日のお昼何食べよっかな~」でも

「今度の休み何しよっかな~」でも

「この仕事どうやって進めるかな~」でも何でもいいです。

 

イライラさせられたら負けなのです。頷く機械に徹してください。 

 

 

 

他の同僚とタッグを組む

もし、件の上司に同じような不満を持つ同僚がいたら、その人とタッグを組んでみましょう。

 

同僚が絡まれているなら、そのタイミングで「ちょっと聞きたいことがあるんだけど~」と会話に割り込みましょう。同僚にも同じことをお願いしておきます。

 

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この戦法にはいくつかコツがあります。

  • ポイントは会話に割り込む方が忙しいオーラを出すこと。
  • できればすぐ対応してほしい旨を一緒に伝えること。
  • 物理的に離れたところまで誘導すること。

一番重要なのが最後の「離れること」です。うっかりその場で会話をおっぱじめてしまうと、巻き込まれてしまう可能性があります。

 

雑談じゃなくて、仕事の話ですよ~。私は今仕事モードですよ~。とそれとなく強調しておきましょう。伝わるかどうかはともかく、個人的に成功率は高いやり方です。

 

 

 

気にせず仕事をする

誰にでも絡んでいるように見える上司でも、よく絡みに行く人と滅多に絡みに行かない人がいます。

絡まれやすい人は、そんな上司の話を丁寧に聞いてくれる人です。

絡まれにくい人は、片手間程度に対応する人です。

 

前者はコミュ力の高い人が多く、他人を蔑ろにすることなくコミュニケーションをとる人が多いです。が、件の上司には恰好の的です。

コイツは話しかけたら楽しそうに対応してくれるな!とか思わせたら負けなのです。少なくとも仕事中は塩対応を心掛けましょう。

 

 

 

さりげなく席を立つ

話しかけられた場合、自分の席を離れなければいけない仕事を探しましょう。

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単純に「はい、はい」と聞きつつじりじり仕事を手繰り寄せて、じわじわ席を立って「勉強になります!ありがとうございます!あ、これ午前中にやらなきゃいけない仕事なので終わらせてきますね!」的なぶった切り方をして会話を強制終了させてしまうのです。 

 

半ば強引な手かもしれませんが、管理人はよく使っていました。

 

まとめ

件の上司ですが、悪い人ではありません。

こちらの状況や心境を考えられなかったり、空気が読めなかったりするために不利益を被ることはありますが、その人なりに考えた部下との接し方なのでしょう。困ったとき力になってくれるのはこういう類の上司です。

 

なので、関係をシャットアウトするのではなく、うまく使っていく方向で考えてみましょう。