社会人1年目は、暗中模索状態からの脱却が目標だと個人的に考えています。
入社したところで、何していいのかわからないし。わからなければ聞いてとか言われても何がわかってないのかわからないし。どうすればいいのか聞いていいのかもわからないし。わかることなんてむしろ少ないぐらい、わからないで溢れている。それが1年目なのだと思います。
いち早くその状態から脱出できるか否か。それは今後の指針を決められるか否かにかかってきます。
今回は「社会人1年目が目指すべきもの」についてです。
これからの指針は、入社3年目の先輩に習え!
社会人1年生が見据えるべきもの。
それは今後の自分の成長です。入社して数年経った今、それ以外はどうでもいいとすら感じるぐらい大事なものです。
この記事で紹介するのは、自己成長のための一つの手段です。
より効率よく成長するにあたって、大事なものは指針です。要は何を目指してやっていくかですね。それによって成長速度は大きく変わります。効率のいい成長には、いい指針を用意することが不可欠です。
管理人は「入社1年目は、3年目の先輩を目標にしろ」という指針を上司から頂きました。
入社3年目の先輩を目標にするメリット
入社3年目の先輩を目標にしろ、といわれてもあまりピンとこなかった入社一ヶ月の管理人でしたが、今は非常に有意義な助言だったと感じています。
実際に入社3年目の先輩を見習うことのメリットを挙げてみました。
仕事の向き合い方がわかる
入社3年目にもなると、仕事の全容が見えてきます。
全体の動きを考慮に入れて、正しい判断が出来るようになるのが3年目。管理人は入社してから4年になりますが、実感としてしっかりしたものが得られるような感じがしたのが3年目です。
つまり3年目の先輩は、雑務をいかに早く、楽に終わらせるかを知っています。本来ならば、それを教えるのが先輩や上司の役目ですが、技術を独り占めしたい先輩がいるのも事実です。
ただし、聞いたら教えてくれるので、先輩の仕事を観察しておいて損はありません。質問するネタを用意する気概で臨みましょう。
「できる」までの距離がわかる
仕事ができるようになる。と言いますが、その実感は意外にも早くから抱くことが出来ます。
簡単な仕事をこなすだけなら、一週間かからずに習得できる作業もあります。
本当の意味で「できる」ようになるには、「できないこと」を知っている必要があります。それらを知るために3年目の先輩の存在は好都合なのです。
いわばその人の仕事ができるようになれば「できる」と言っていい、程度の仕事量はこなせるはずですから。
自分が何ができなくて、何をやっていくべきか。それは自分で考えるよりも先輩を見て考えた方が効率的です。
3年目のイメージがしやすい
入社したはいいものの、この選択は本当に正しかったのか。そんな問いに対してヒントをくれるのも3年目の先輩です。
すごく嫌々仕事をしていませんか?
死んだ目をして仕事していませんか?
やりがいをもって仕事をしていると感じますか?
いろいろ思うところはあるでしょうが、恐らくあなたの3年後はその先輩と近いところにいるのではないでしょうか。来たる3年後後悔するぐらいなら、その先輩を反面教師にして学ぶなり、いいところを真似るなり、転職に的を絞るなり、何かしら対策を打てます。
まとめ
ある程度の仕事がこなせるようになりたい人も、ゆるーくながーく働きたい人も、自分の生き方に迷いを感じる人も。3年目の先輩の動きを見ていると何かしら気が付くところがあると思います。
自分にくるはずの一つの未来として、参考にしてはいかがでしょう。