完璧主義を捨てる方法教えるよ

 

このブログでいくつか「完璧主義と仕事」についての記事を書いています。 

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仕事での完璧主義を捨てるってどういうことなの

 

 

今回は「完璧主義」を捨てるための方法を紹介します。

なぜか完璧主義を手放せない人に試して欲しい方法を4つ紹介します。 

 

 

完璧主義を捨てる方法 

完璧主義を捨てるためには、完璧以外のところに目を向けたり、うまく折り合いをつけたりすることが必要です。

「視野を広げること」「妥協を覚えること」この二つが今回のテーマです。

 

以下は、あなたの仕事に置き換えることを想定しながら読んでみてください

 

 

 

得意分野に特化する

まずはこれ。自分が得意とするものだけに完璧を求める「部分的完璧主義」になりましょう。

 

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完璧主義は悪癖ではありますが、向上心がある人ならば陥りやすいものです。

「もっとできるようになりたい」「もっと質を上げたい」「もっと成果を出したい」

そんな「もっと」の果てにあるもの。それが完璧主義なのです。

 

自分の「主義」としてしまうと、自分も周りも辛くなります。しかし、それを「主義」ではなく、部分的なものにすることで、許容できるゾーンを増やすことができます。

完璧主義というよりも「拘り」という言葉がしっくりくる次元にまで、程度を下げてやるイメージです。

 

完璧を求める部分を限定し、うまく付き合うイメージですね。

向上心を殺すことなく、苦手分野をうまく人に頼り、得意分野で貢献する。得意分野に限定し、完璧を求めることで、柔軟な仕事の仕方ができるでしょう。

 

 

 

やったことのないことに挑戦する

完璧主義を捨てるために、やったことないことに挑戦してみましょう。

はじめてのことに挑戦することで「できなくても仕方ない」状態を思い出すことができます。

 

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毎日同じことの繰り返しだと、それなりにできることばかりになっていきます。

人ってそんな状態だと、初期の「できない」状態をついつい忘れてしまうんですよね。完璧主義ってそんな「できる」ようになった時期にやってくるものなのです。

 

いわば、できることが当たり前だと思う境地に立ったら訪れるもの。それが完璧主義。

 

そこから抜け出すための一つの方法として「できない」という状態を忘れないようにしておきましょう、というのが「やったことないことに挑戦すること」なのです。

 

できることが当たり前ではない。自分にはできないこともある。

それを自覚することで「何でもできて当たり前」の完璧主義から脱出できるのです。

 

 

 

締め切りを厳しめに設定する

仕事なら締め切りが存在するでしょう。その期限を、自分であえて短くし、タイムトライアルしてみる。そういう手もあります。

 

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時間重視の目標を定めることで、おのずと意識は「質よりスピード」になってくれるでしょう。

明日までにこの書類を仕上げなければ!!しゅばばばばば!!とやった書類が完成度が低いかといえば案外そうでもないんですよね。

そりゃ、完璧を目指していた頃よりも、質は落ちるかもしれません。しかし、時間をかけてもかけなくても、それ相応のところに落ち着いてくれるのが「実力」というものです。

 

早く仕上げることで、誤字脱字などの簡単な見直しができますし、上司のチェックも楽になります。

他人の作業を楽にする、という観点から見てもタイムトライアルはやってみる価値ありです。

 

 

 

計画を立てる

最後は計画を立てる、という方法です。

「完璧主義って計画通りに進まないと気持ち悪いものじゃないの?計画立ててしまったら、完璧主義に逆戻りしない?」

 

そう思うことなかれ。計画を立てることで「妥協」できることもあるのです。 

 

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計画を立てる上で注意して欲しい点は「進捗」の計画を立てることです。

完璧主義には、質を求めすぎるせいで時間がかかりまくる、という仕事が遅いタイプがいます。質のために時間を犠牲にしてしまうタイプですね。

 

そんな完璧主義者にオススメなのが、仕事を細かく区切って制限時間を定めること。

「今から5分以内にこの書類を終わらせる!その次は10分以内にこの仕事のチェックと次の仕事の準備!」

そんな感じで、細かく自分の仕事の締め切りを定めましょう。

 

ルールとして組み込んでおくべきこととしては「例外を設けること」です。

あくまで自分の中のルールです。人から急に別の仕事を振られたときには、一時中断する。緊急の用事が入ってきたら、計画を白紙に戻す。というように自分で決めたことに囚われないようにする必要があります。

 

あくまでゲーム感覚でやることが大事です。

 

これによって「んんんんーこれって、もしかしてこっちのやり方の方がいいのかな??でもまあここまでやったし、このままやろうか」みたく、ある程度の妥協ができます。

 

本当にやり方を変えないと迷惑が掛かる場合は、白紙に戻して、もう一回制限時間を設ける。そんなライトな感じでいいです。

「まあ、ええんちゃう?」という感覚を大事にしましょう。

 

 

まとめ

以上、完璧主義を捨てる方法でした。

 

完璧主義を捨てたいなら、理屈からどうこうするのではなく、行動から変えていく必要があります。

一度、試してみてください。