社会人になって一番必要だと思ったスキルとは

 

冷奴が美味しいと思ったとき、ちょっと大人になった気がしました。どうも、管理人です。

 

もう新人の域にはいないけれども、全体的に未熟者。自分が想像以上に子供だと自覚しつつも、そう甘えてもいられないぞと背筋を伸ばして前を見据える年齢になりました。まだまだ先は長いと思いつつも、確実に見えてきたものもあります。

 

よく話題になるような「有能な人にありがちなこと」もそのうちの一つ。いわば、仕事ができる人の条件ですね。

いろんな人と仕事をする中で「きっとこの人、どの職場に行っても優秀なんだろうな〜」って思う人に備わっているものがあります。というか長い期間一緒に働いていなくても、少し話しただけで、言葉の使い方や説明の仕方の側面から、仕事のスタイルが見えてくるんですよね。なんとなくですけど。

 

今日のお題は「社会人6年目にして思う“どこに行っても仕事ができる人”に備わっているもの」です。

 

 

 

 

仕事ができる人はロジカルに強い

結論から言ってしまいましょう。

すげえ奴は、だいたいロジカルに強い。

 

正確に言うと、ロジカルに強くてもパッとしない人はいますが、できる人でロジカルに弱い人はいない、ですね。

 

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昭和は、情報を得ることに今の数倍の時間を要していました。インターネットもなかった時代、わからないことがあったら、人に聞く等の対応しかできなかった時代があるわけですよ。その生産性の向上は100倍以上になるとどこかで聞いたような気がします。実際、ネットがない生活って想像するのも怖いぐらいですよね。我々は情報の取得により、生産性を大幅アップさせたのです。

 

それは裏を返せば「知っていることがアドバンデージにならない」時代がきたってことです。

 

知っているだけで重宝されていた時代は終わり、今はいかに情報を活用するかを求められているんですよね。つまり、知識ではなく知恵で競争する時代が来たってことです。

 

必要なのは「知恵を出す力」。問題を解決するための思考力です。

ここでロジカルシンキングできる人とできない人では、同じ時間を使って考えても、成果物(成果像?)が全然違います。

 

 

問題解決力を上げるスキル

だいたいの問題はググったら解消できるようになった。

だからこそ、ググってわからないことで差がつく。今はそんな時代なのです。

 

それを「ああ、聞いたことあるよ。問題解決力が必要とかうんぬんかんぬんでしょ?」とけろっと言ってしまえる人もいるでしょう。

 

その通り。極論、課題が解決できればそれでいい。っていうのは昔も今も変わりません。

 

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では「どうやってその『問題解決』にこぎつけるの?」って話です。

 

問題解決のやり方って、人によっていろんな形があります。

「数年勉強して得た知識」だったり、「この道で長年やってきた経験」だったり、「ずっと同じことをやってきた中で勝手に備わった勘」だったり、はたまた「できるまで諦めない根性」だったりしたわけです。生まれ持った性格だったり、後天的に身につけたスキルだったり、身につけ方から、能力の種類から全然違うわけですよ。

 

結局、仕事で発揮するものってだいたい「問題解決」に結びつきます。そんな数えきれないほどあるスキルの中で、ロジカルって最強じゃないかな、って話です。

 

何せ後天的なものの中では、身に着けるのは簡単だし、一回身につけて置くだけで転職しても使えるし。AIに奪われるものでもないですからね。完全に自分の財産になるものです。

それ以外にも「ロジカルシンキングすげー」って思うようなことってたくさんあるんですよ。

 

 

ロジックが組めると、ふわっとした課題にも適応できる

ロジカルシンキングの何が強いかって、現状を分析し、問題解決するまでの道筋を描き、具体的なタスクに落とし込み、成果を判断する。みたく起点から着地まで全部網羅できるところです。

やるべきことが0〜10まであるとすると、守備範囲は0〜10まで。これってすごいんですよ。

 

あとは漠然とした問題を落とし込むのにも適しています。

仕事で直面する課題って「ここにある荷物が邪魔」→「だからあっちに持っていって片付けよう」みたいな解決までが描きやすいものもあれば、「この部署の生産性を10倍に上げろ」みたいなふわっとしたものもあります。

 

こういうふわっとした課題で活躍するのがロジカルシンキング

こんな途方もない問題を5W1Hの形に直し、実際に手を動かす形にし、出来上がったものの成果を評価するという一通りの動きを全て形にすることができます。ロジカルシンキングの力ってすげー。

 

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ロジカルシンキングできるとすごいよ。応用が利きまくるし

ロジカルシンキングが強いなって思う理由のもう一つは、他の分野でも応用が利きまくることです。

 

例えば、管理人はブログの運営をプライベートでやっています。そこでは当然、目標もあり、本業以上に本気になれたりするわけです(最近全然更新できていないけど)。

 

そこでは「将来的にブログ飯できればいいな〜」なんて思っているわけなんですが、その目標ってそのまま放っておいたら、ただのスローガンじゃないですか。

 

今みたいにゆるーくながーくやった先にたまたま目標とする生活ができる未来がやってきたりするかもしれませんけどね。でもそれはあくまでたまたま。今と目標とする未来を明確に定義付けて、今やるべきことは何か、と考える。そんな風に現状と理想の未来を引き算して足りない部分を考えて、そこを埋めていく工程が必要なんですよ。

 

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欲しい未来をたまたまにしないために、考えて行動を続けないといけない。

じゃあその「考える」って何かっていうと、理想のままにふわふわしている未来を定義すること。そうやって、今との違いを明確にして、そこに至るまでの道筋をはっきりさせてやること。そこでロジカルが出てくるんですよ。

 

我武者羅にやることも大事かもしれませんけどね。ちゃんと考えてからやらないと我武者羅ってただのヤケクソになってしまいます。そんな状態で成果なんて出るわけないんですよね。 

 

すごい人は成果を出せる人。

成果を出せる人とは、成果をだす方法をわかっている人。

成果を出す方法がわかっている人とは、どうやったら成果が出るかをちゃんと考えた人。

 

ロジカルシンキングは、一つの職場で活躍するためのスキルではなく、稼ぐために必要なことを与えてくれるものなのです。

 

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